February 17, 2008

'trash it'





2006年10月に発表された「marc jacobs」, 「louis vuitton」のSS2007コレクション。そのニューヨークとパリ、それぞれのスタジオでのmarc jacobsのクリエイションの過程をユーモアたっぷりに取材したフランスのテレビ局のドキュメンタリーの秀作、 "marc jacobs & louis vuitton" 。
「signe chanel」(2005年)でkarl lagerfeld を取材したチームが制作。ディレクターはファッション、映像、音楽にかなり精通していると見え、細かいところまで行き届いた楽しい作品でした。
中でもとても気に入ったのが marc jacobsやモデル、スタッフの細かい仕草を集めてつなぎ合わせたシーンで、同じようなシーンが印象的だったhal ashubyが撮影したthe rolling stonesの1981年のツアー・ドキュメント「lets spend the night together」を思い出しました。
当然ですけど、とにかくマークのまわりは彼自身も含めておしゃれな人ばかり!
うらやましい!
シャネルのドキュメンタリーを観たときも思ったのですが、彼を囲む女性もみんなエネルギッシュで素敵で、よく働きます。

同じくwowwowで観たドキュメンタリー「村上隆、ルイヴィトンを魅了したクールジャパン」。
去年の10月、ロサンジェルスのMOCAで開催された「@MURAKAMI」までの村上隆(supremeのロゴTシャツを着ていました)の超多忙な日々を追った内容で、特にファンではない私もかなり興味深かったです。
モダンアートとファッションにものすごいマネーが動く海外と、そこが一番鈍い far east 日本の大きな文化の差を考えさせられました。