December 29, 2008

love is the drug





お正月明けにエリック・ロメールの新作;「ローマ時代の神話的恋愛物語」「リラックスした官能性と豊かな映像美」、が公開予定とあって楽しみです。
年齢がわかるというものですが、昔この辺の映画をチェックしにシネヴィヴァンに通っていましたが、それ以来ロメール監督作は久しぶり。あの素っ気ない感じの作風がたぶんすごく新鮮に映るような気がしています。

今年観た映画ベスト3を考えてみました。

no.1    ランジェ公爵夫人
no.2   ダージリン急行
no.3   ブロークン・イングリッシュ

番外編として、ダークナイト。 
レトロスペクティブ賞はdvdで見直したウッディ・アレンとフランソワ・トリュフォー、そしてドキュメンタリーが良かったマルチェロ・マストロヤンニ。
皆さんはいかがでしたか??

December 28, 2008

what you do to me


先日、セールで大混雑のgapをぶら〜っとしていたら、突然耳に入ってきたのがこの曲!



gapのBGMって明快な感じでいいなと前から思っていたのですが、でも思いもかけず、思いもかけない場所で、teenage fanclubの十数年前の名曲に再会して感動しました。やっぱり最高に良い曲!!東京だとamerican apparelのストアBGMも、ハードロックだったり、HIP HOPだったり、エレクトロだったり、なんとなくLAっぽくて結構好きです。ロンドン/オクスフォード・サーカスのtopshopのメガストアのBGMは常にかなりな音量の最新のヒットチャートで、以前はたまにエレクトロ系のDJが入っていたりして楽しかったし、ブリックレーンのrockitもロックな感じでスタッフの雰囲気共々いつもクールで大好きでした。パリだとやっぱりcolette、月並みな表現だけどわくわくさせる何かがあって、最近はどうなんでしょう? 良い気分でショッピングするためにブティックで流れる音楽って結構大切だと思うので、凝りすぎず、でもイメージにぴったりな選曲に出会えると嬉しいものです。teengage fanclubと天井の高いシンプルなgapのフロアは意外にマッチしていました。

December 27, 2008

you give us a light


brother sun, sister moon


十数年ごしでやっと観た「ブラザー・サン、 シスター・ムーン」、ゼフィレッリ監督の73年作。
見終えた後に調べるまで全然しらなかったのですが、聖フランチェスコ会の聖人フランチェスコが名門一族と世俗から決別し、清貧な宗教の道を進み始めた若き日を描いた作品で、彼の純粋かつ穏やかなキリストへの思いと随所に織り込まれたイタリアの四季の自然が美しい作品でした。
13世紀のストーリーですが、制作されたのが70年代初めということもあり、フランチェスコを囲む修道士の描き方がヒッピー・コミューンぽかったり、サントラがドノヴァンだったり、登場人物になんとなく長髪の若者が多かったり、でもそれはそれで遥か昔の物語に共感させるひとつの手がかりとなって楽しめるのではないでしょうか。
ローマと地方都市の違いはありますが、何度か描かれるミサのシーンは荘厳で素晴らしかったです。が、なぜか「ミサ」にすごい恐怖感を覚えるんですよね。色と香りとあの圧倒的な重厚さ、かな。。。


December 24, 2008

chrismas time is here


charlie brown & linus...


beautiful song !

December 23, 2008

other posey girl in paris


clemence posey



ハリーポッター(観たことありませんが、kings cross駅には行ったことがあります)で有名な女優とは知らず、ファッション誌でよく見かけて、若いのに落ち着いて良い雰囲気な女性だなと気になっていました。見た感じがソフィにちょっと似ているような気がして。garance doreでスナップされていた彼女、apcのコートがすごく似合ってる! 最近、パリやニューヨークのおしゃれな女優さんの apc 着用率結構高いですね。

December 21, 2008

new york, paris vu par...


fab stylist



broken english、を観て思い出したのは、監督のzoe cassavetesが7〜8年くらい前のインタビューで、「いつかsex & the cityの脚本を書いてみたら面白いかな、と思ってる」というような話をしていたこと。勿論あのドラマみたいな下品なあけすけさは皆無で、知的で洗練されているけれど、どんな女性もこの映画を観てきっとどこかで共感出来るんじゃないかなと考えた時に、なるほどなと思った発言でした。設定や監督のバックグラウンドになんとなく共通点がなくもなさそうな、2 days in paris、と比べて、監督がフランス人女性かアメリカ人女性かというところの視点や表現の違いが興味深いなと思います。エンターテイメントとしてこういうパーソナルな作品が少しづつ増えてきているような気がして、これからも楽しみ。

そしてこの映画のもうひとつの魅力はニューヨークで生活する主人公のさり気なくおしゃれなファッション。
ウェブサイトを見ると、stacy battatというスタイリストが担当しているとあり、もともとmarc jacobsのインハウス・スタッフだったとか。いつも素敵だな、と思って見てるミシェル・ウィリアムスやマギー・ギレンホールなどは彼女のクライアントで、他にlulaなどにも参加しているところを見ると、venetia scott周辺なのかも。最近だとルイ・ヴィトンのソフィア・コッポラ親子が登場したプロモーションも彼女がスタイリングを手がけていたそうで、特にどうという事のないパーカー・ポージーさえも素敵に見せるテクニックはさすがでした。

(↓このばさっとしたまとめ髪すらかわいく思えて)

December 20, 2008

aromatique


aesop&no.3


すっかり冬真っ直中、乾燥気味の毎日に欠かせないのがこのフレグランスとハンドクリーム。
昔は苦手だった薬草/ハーブ系も、年齢のせいなのか、疲れのせいなのか、ナチュラルで凛とした香りに癒されています。

フレグランスはsix scentsというニューヨークの新しいブランドで、seven newyork のプロジェクトなのですが、ここ最近このno.3、cosmic wonderの香りをものすごおおおおおおおおおおおく気に入っているところ。
朝これをふって、仕事中に「地中海の庭」をつけ直してミックスして、でも1日の終わりに残っているのはno.3の香り。
ルームフレグランスとしてもおすすめです。
お値段の割にやや小さめですが、でもルックスがシンプルで、モダンなグラフィックがニューヨークっぽくっていいな、と思います。
no.2のベルンハルト・ウィルヘルムもさわやかでフレッシュなガーリー系で良い香りでした。

そしてもうひとつはお土産でもらったaesopのハンドクリーム。
今まではジュリークのローズ派だったのですが、これを使い始めてからは断然aesop派、クリーンで優しい香りが気分を穏やかにしてくれます。
ボトルも薬っぽくてかわいいし!