July 26, 2009

omelletes




学生のころに両親の本棚で見つけた「パリ仕込みお料理ノート」。
石井好子さん、日本のシャンソン界の草分け的な歌手のかたが、戦後まもなくパリに留学したころの思い出とフランス料理のレシピが楽しい作品で大好きな一冊です。
そして最近買い直したのが彼女の「巴里の空の下にオムレツのにおいが流れる」とその続編「東京の空の下にオムレツのにおいが流れる」。
暮らしの手帖の名物編集長、花森さんに勧められて執筆したというだけあって、文体はとてもシンプルでさわやか。
バターはバタ、ワインはぶどう酒、
お料理のレシピはどれも簡単に作れそうで試したくなるものばかり。
50年以上も前の巴里での留学経験の様子も楽しく、偶然にも大ファンの翻訳家、朝吹登水子さんとアパルトマンをシェアされていたことなどもわかったり。
読むと元気になれる、ビタミンのようなエッセイです。



July 19, 2009

you are everywhere




t magazineにアップロードされていたcoachella 2009 のショート・ドキュメンタリー、j.szaboを思い出させるモノクロのノスタルジックな風景が印象的でした。
poppy de villeneuveという女性フォトグラファーの作品。


July 18, 2009

self-taught learner







圧倒的なセンスや芸術性、哲学、意志で創られる作品以外の、片手間なファッション誌で作り出される装いは、スナップのリアルなクリエイティビティの前にますます霞んでしまうように思います。
誰かにスタイリングされたファッションページのH&Mは安っぽいけれど、自分で手に入れて着こなされたH&Mはクール。
画像はTURNED OUTより。


July 14, 2009

flowers of romance






この暑さではすぐ萎れてしまう花も、アクセサリーならいつまでも華やか!
サントノレ(the sartrialistより)とグラストンベリーに咲いてました。

July 12, 2009

mad world




随分長い間 comme des garcons のコレクションをチェックしていなかったけれど、この秋冬コレクションは私にとってもウエアラブルでリアルで素敵だなと思います。特にこのカーキとコートのシリーズは魅力的!
ショーの構成と音楽もひたすら美しくて感動しました。

July 10, 2009

everything is everything




garance dore より。
とてもおしゃれなふたりとも、足元はどんななのかなと気になります。


July 05, 2009

here she (he) comes



祝、初DVD化!です。嬉しい。



そして引き続きはまっているトリュフォー、彼の晩年の作品「隣の女」。
「8人の女たち」「パリ・ジュテーム」「マリア・カラス」など最近の迫力あるマダム・ファニー・アルダンしか知らなかったのですが、この作品や「日曜日が待ち遠しい」のマドモアゼルの頃の彼女は初々しくて、さばさばして、どこか少年のような感性もあってとても魅力的。たぶんこの時代の女優にしては珍しく大柄なんだけれど、意志的な身のこなしが独特の上品さを感じさせます。押したり引いたり、本能のような駆け引きのような、元恋人ドパルデューとのストーリーも楽しめました。

飛行機の中で観たいくつかの映画;
ワルキューレ.....こんなことあったんですね〜、知らなかった。トム・クルーズの補佐役の中尉が献身的で、最後思わず泣いてしまいました。
ザ・バンク....こういうジャンルの映画はtsutayaだとなかなか探しにくいので良い機会でした。グッゲンハイムミュージアムの打ち合いのシーンが壮絶!良く撮影許可が出たなと。あっという間に終わるので飛行機向き。
そんな彼なら捨てちゃえば?...ロマンチック・コメディ好き、スカヨハファンの私ですが。。。つまらなかった。。。。男性陣がチープすぎる!
お買い物中毒な私... 現実離れしすぎていて相当なファンタジーでした。