November 26, 2008

you're so vain


acne s/s2009


寒さとコートはこれから本番ですが、acneのウェブサイトももう春夏になっていました。今回のモデルやスタイリングのイメージはシックでここ最近で一番好き。
円高で心配なこと少なからずですが、唯一インポートのショッピングは楽しくなるのでしょうか??


November 24, 2008

family affair


women&children


作家性の強い作品を撮ることで注目されるディレクターのひとり、noa baumback。
「イカとクジラ」がいまひとつだったのでどうかなと思いながら観た「マーゴット・アット・ザ・ウェディング」。
前作に続き、おそらく彼の重要なモチーフのひとつであろうティーンネイジャーの息子とその家族についてのストーリーでしたが、う〜ん、私はやっぱりだめでした。とにかく登場人物の誰ひとりとして共感出来ず感情移入できないので、起伏が少ない手強いストーリーを乗り越えられなくて。
前作同様、息子役の男の子がかわいかったし、他のキャストも地味ながらすごく良いだけに残念。
キャストのひとり、ジェニファー・ジェイソン・リー(自身も俳優並みにグッドルッキンな監督の奥さま)が最近続けてマーク・ジェイコブスとバレンシアガのキャンペーンに選ばれたのはこの映画が関係しているのかな〜と思ったのですが、作品全体にベールがかかったような映像はとてもきれいで素敵でした。

次作では再びwes andersonと組み、ビル・マーレイ、ジェイソン・シュワルツマン、ケイト・ブランシェットなどが共演する映画を撮影中らしいので、そちらに期待です。

November 23, 2008

LA FAUTE A FIDEL


blame it on Fidel!


1/ 映画館で観たちょっとおしゃれな感じの予告編に出ていた主人公の女の子が友人になんとなく似ていた事。

2/ ママン役のジュリー・ドパルデューが好きな女優のひとりだった事。(RIP Guillaume...ヒース・レジャーに続き、素晴らしい俳優が逝ってしまいました)

3/   1970年、共産主義が席巻していた頃のパリ、という設定が面白そうだった事。

4/ 無精髭の俳優たちが素敵に見えた事。

5/ 仏頂面のこどもが好きな事。

などなどから気になっていたこの映画
すごく良かったので調べてみたところ、さすがフランス映画、奥が深かったです。
1970年生まれの監督はこどもの為のドキュメンタリーなどを制作していたというキャリアを持つギリシャ人女性で、お父さんは「ミッシング」(チリの独裁政権をテーマにした作品、かなり昔に観た覚えが)でのアカデミー受賞監督という、いわゆる映画監督2世。
ローマに住むイタリア人女性の書いた原作の舞台をパリに移し、スペイン貴族階級の父、マリ・クレール編集者の母(とかわいい弟)を両親に持ち何不自由ない生活を送る女の子が、共産主義とウーマンリブに目覚めゆく両親に振り回され、反抗しながらも成長していく、というストーリー。
ほのぼのとしながらも、その裏に隠された明快な事実が興味深い作品でした。
迷いながらもポリティカルな道を進み始める両親、伯母、フランス語が話せるのに話せない振りをする従姉妹、いかにも保守的な同級生のフランス人母娘、などなど、登場人物がみんな魅力的なのですが、圧巻は主人公のアナ。
への時にきりりと結ばれた口を持つ頑固な女の子で、気に入らない食事に手を付けなかったわがままの罰として制服を着たままママにシャワーを浴びさせられるシーンがスーパーかわいかった!

同じ頃のパリを舞台に、小説家でリベラルな両親(とかわいい弟)を持つアメリカ人少女の成長を描いたジェームス・アイヴォリー監督「シャンヌのパリ、そしてアメリカ」、も原作(こちらは小説家2世の女性)ともに素晴らしい作品です。

November 16, 2008

the style of skating social club


at their home...



友人に送っていただいたsupreme book、今の私にはすごく新鮮で興味深かった!
特にaaron bondaroff エディットの上の画像のページ、最新のダウンタウン・ボーイズ・スタイルのルックブックみたいでインスパイアされました。

三つ子の魂百まで。ロンドンの音楽を聴きながらオリーブを読んでいた何年間のインプットは強力で、つい最近までラルフローレンもブルックスブラザーズも全てフランス人が憧れるアメリカン・スタイルが入り口での解釈で、でも無理があるしわかりにくいんですよね、日本人なので。
ここ最近ダイレクトに感じられるようになったニューヨーク独特のニュアンス、とか、時代性、とか、トライブ的なテイスト、とか、少しづつわかってきてはまってきたアメリカン・カジュアル。
いつかその辺をまとめて書いてみたいな、と思います。

November 11, 2008

snapshot chic







' McGinley, Teller, Tillmans, et al'という見出しに目がとまった記事は、フォトグラファー、William Eggleston のホィットニー・ミュージアムでの回顧展についてで、そいういえば昔この人の作品集、買おうかどうか迷ったな〜と表紙を見て思い出しました、その頃は名前すら知らなかったのですが。
ウェブサイトを眺めていて、やっぱり素敵な写真だなと思いました。
もうしばらく美術館に行っていない。たまにはあのしんとした雰囲気に浸りたいな。


November 07, 2008

will be soon




日本でも公開されるんですよ、'broken english'。
zoe cassavetesも来日していたんですね、この一ヶ月半ほど、ほとんど浦島太郎状態で。。。
早く観たい、楽しみです!
(それにしても日米の予告編のムードが違いすぎてちょっとびっくり。)

November 01, 2008

rebel rebel


lizzy trullie!



写真を見るとすごく痩せてきれいになってました。
いつもモノトーン、シャープでおしゃれな彼女。その存在感も特別で、音楽の好き嫌いはあったとしても、2008年の現在ここにあるべき人、バンドだと思います。