February 29, 2008

adorable #02







一番下は、フランスのrevillon というブランドの毛皮のラインのコレクションで、peter dundas (ちょっとフィリップ・シーモア・ホフマン似)のデザインです。かわいいですね


bringing up baby



少し前、テレビでかなりいまどきな感じ(ヘアスタイル、細おおおい身体と派手なスタイリング、そしてカラフルなカメオ細工のようなあのネイル!)の若いモデル?が、日本の普通の家の中でカンガルー!を飼う!!、という番組を観たんですが、真剣にカンガルーと向き合い振り回されるこの女性がかわいくて笑ってしまいました。

こういうスラップスティックコメディは昔から好き。
そのカンガルーと女の子を見て、「赤ちゃん教育 bringing up baby」を思い出し、久々にdvdで観たのですが、ふふふ、やっぱり傑作でした!
監督は映画の王様、ハワード・ホークス(「アビエイター」でディカプリオが彼の役を演じていました)。キャサリン・ヘプパーン、ケーリー・グラントのゴールデン・コンビ主演による1939年の作品で、真面目な考古学者がお金持ちで身勝手なお嬢様とそのペットの豹(baby)に振り回される、というストーリー。とにかく人が良くて相手の思うままに理不尽に振り回される考古学者のあまりの振り回されぶりが、本当に、おかしいのです。

同じくこの二人が上流階級の意地っ張りな夫婦役を演じる「フィラデルフィア物語 」、新聞記者のドタバタコメディ「ヒズ・ガール・フライディ」も大好きな映画です。
トリュフォー監督の「日曜日が待ち遠しい!」でのファニー・アルダンの役はキャサリン・ヘプバーンへのオマージュと何かで読んだのですが、これも楽しくて何度でも観たくなる作品です


February 27, 2008

kool thing







なんだかmarc jacobsの話題ばかりなのですが、FW2008の映像はブランドのウェブサイトで見れるのでアドレスを変えておきました。
こんな短期間でショーの準備からアフターパーティまでのドキュメンタリーにまとめてあってとても楽しいですよ☆
モダンアートと音楽が好きなマークらしいショーの演出が素晴らしい。。。
少し前に chanel も cat power をショーで使っていましたが、理解が地球の裏と表くらい違う感じがしました

February 26, 2008

the best actor



アカデミー賞(朝から一部始終観ていた)主演男優賞受賞のdaniel day-lewis、彼の過去の出演作はいくつか観ていますが、こんなに優しいピュアなイメージの人だと知りませんでした、観た作品はかなり個性的な役ばかりだったので。その作品毎に雰囲気が全く違うのは、すばらしい演技力があるからなんですね。素敵。「存在の耐えられない軽さ」、もう一度観てみよう。
彼の奥さまはアーサー・ミラーの娘だそうなので、ということは、ファミリー・ツリー的にマリリン・モンローの血のつながらない息子?ということになるのかしら??

それと、presenter で出ていたseth rogen という俳優、少し前から気になっています。。。太っていて、背が高くて、ファニーで、冴えていて、かなり好きです。

February 25, 2008

gabrielle greiss



stylistとしてもイギリスやフランスの数々の雑誌で活躍していたgabrielle greiss が soniarykiel のcreative directerに就任したとvogue.comで報じられていました。
なぜ私が興奮しているかというと、ランバン、アンナ・モリナーリ以外にも、以前は martine sitbon やapc でもミューズ兼アシスタントとしてフレッシュなデザインを提供していた彼女、スタイリングやデザインだけでなく、イラストレーターとしてもロックにインスパイアされた素敵な作品を発表していた才能ある女性だからなのです。ブランドのカラーともぴったりな気がするし、楽しみが増えました。

riot grrrl




marc jacobs (with sonic youth), marc by marc jacobsのショーの様子がアップされていました。
彼らのコレクションの、ひとつ間違えれば野暮ったくなりそうなぎりぎりの感じというか微妙なバランスとセンスが好きです、がんばってトライしてみたくなる感じ。

marc byの音楽が le tigre ぽいけれど誰だろう?
グランジがはやっていた頃、 riot grrrl というムーブメントがあり、bikini kill (解散後 le tigre に発展)、haggy bearなど女の子のバンドが沢山いました。riot grrrl はフェミニズムだったりゲイ・コミュニティの活動も含まれていて、日本では背景がわかりにくくて特に盛り上がらなかったような気がしますが、リリースされる音楽はシンプルなパンクロックでクールでした。流れは全然違うけれど、最近話題になっている女性のバンド、 NEW YOUNG PONY CLUB, CSS, M.I.A. あたりに、なんとなくその残骸が見られるような気もしたりします。bikini kill の名曲「rebel girl」が 偶然聴いていた rory phillipsのDJミックスに入っていて懐かしかったです。

February 21, 2008

dream team






another magazinelulaがロンドンから、今週本屋さんに並んでいます。
another...は今回久しぶりに買いました。
まるで好きなスタイリストのgalaで、camille-bidault waddington, katy england, cathy edwards, tabitha simmons, sara cobbと勢揃い。
lulaも相変わらず隅から隅までガーリーテイストに溢れていて楽しい雑誌です。

queen elizabeth



ELIZABETH;THE GOLDEN AGE を観てきました。
中世のヨーロッパ特有の街全体のほこりと湿気で暗く樟んだ感じは映像にありますが、エリザベス1世を演じるcate blanchett の美しさはまばゆいばかりに白。
たとえ感情のままに理不尽に相手を罵倒するシーンであってもエレガントで威厳に満ちあふれていたのが印象的でした。
衣装もため息ものにすばらしくて、クイーンのドレスはバレンシアガ初代のアーカイブをベースにデザインされ、アクセサリーは ERICKSON BEAMON、帽子はDIORやMARC JACOBSも手がけているSTEPHAN JONESが担当、とありました。細かいところまで行き届いています。

cate blanchettが出ている映画は割と観ていてどの作品でも印象的ですが、先日書いた「i'm not there」でのbob dylan役もとても良かったし、40年代のパリを舞台にした「耳に残るは君の歌声 the man who cried」も作品としてとても好きです。「life aquatic」のwes andersonとも次回また組むようですね。


February 18, 2008

master of arts







ロンドン・ファッションウィーク中に発表された central saint martins のMAクラスのコレクションを style.com でチェックしました。
画像はいろんな学生の作品が混ざってますが、いますぐ着てみたいものばかり、どれだけの才能が集まっているのでしょうか、このカレッジには

wildflowers






AW2008 missoni、素敵でした。
よく前を通りかかるmissoniの表参道のブティックのウィンドウ、コーディネイトがいつもセンス良くて気になっています。

song for jo



scarlett johanssonが、5月にrhinoからアルバムをリリースするそうで、まあ別にそれはそれなのですが、それがtom waitsのカバー集と聞いて驚きました〜。
しかもプロデュースはあのtv on the radioのメンバーで、yeah yeah yeah'sのnickとdavid bowieがゲストで参加しているとか。
そういえば、lost in translationのカラオケのシーンでもいい感じのハスキーボイスで歌ってましたよね。
どんななんだろう。。。cat powerみたいな感じかな。。。興味津々です。
(画像は2007年の choachella  で jesus&marychain のライブに参加してる彼女。)


February 17, 2008

'trash it'





2006年10月に発表された「marc jacobs」, 「louis vuitton」のSS2007コレクション。そのニューヨークとパリ、それぞれのスタジオでのmarc jacobsのクリエイションの過程をユーモアたっぷりに取材したフランスのテレビ局のドキュメンタリーの秀作、 "marc jacobs & louis vuitton" 。
「signe chanel」(2005年)でkarl lagerfeld を取材したチームが制作。ディレクターはファッション、映像、音楽にかなり精通していると見え、細かいところまで行き届いた楽しい作品でした。
中でもとても気に入ったのが marc jacobsやモデル、スタッフの細かい仕草を集めてつなぎ合わせたシーンで、同じようなシーンが印象的だったhal ashubyが撮影したthe rolling stonesの1981年のツアー・ドキュメント「lets spend the night together」を思い出しました。
当然ですけど、とにかくマークのまわりは彼自身も含めておしゃれな人ばかり!
うらやましい!
シャネルのドキュメンタリーを観たときも思ったのですが、彼を囲む女性もみんなエネルギッシュで素敵で、よく働きます。

同じくwowwowで観たドキュメンタリー「村上隆、ルイヴィトンを魅了したクールジャパン」。
去年の10月、ロサンジェルスのMOCAで開催された「@MURAKAMI」までの村上隆(supremeのロゴTシャツを着ていました)の超多忙な日々を追った内容で、特にファンではない私もかなり興味深かったです。
モダンアートとファッションにものすごいマネーが動く海外と、そこが一番鈍い far east 日本の大きな文化の差を考えさせられました。



February 15, 2008

american gangster



先日「american gangster」を観ました。
直前に「the last waltz」を観ていた友人(と旦那さま)、「bullit」を観ていた私と、それぞれかなりアメリカンな気分のままに、六本木ヴァージン・シネマの大スクリーンの迫力を楽しみました。
70年代のニューヨークを舞台に、そしてベトナム戦争を背景に、マフィアと麻薬捜査官のそれぞれのストーリーが同時進行しながら少しずつリンクし合い、最後の最後、D.ワシントン逮捕後の部分が蛇足のような気もしましたが、2時間半の時間の長さを感じさせずにテンポ良く展開します。

当時相当マイノリティだったであろう映画でのアフリカン・マフィア・チームが上の画像。
私的には俳優のセレクトも相当うれしくて、common(優しそうだけどマフィア)、 RZA(よれてるけど捜査官、素敵!)の他に、T.I.(ヤンキース入団を志していたマフィア、かわいい)などヒップホップな顔ぶれがずらり。「me&you&everyone we know」に冴えない販売員役で主演していたjohn hawkesはラッセル・クロウとチームを組み麻薬組織摘発に意欲を注ぐ捜査官を好演してます。
骨太でスピード感溢れるハリウッド映画、引き込まれました。


February 14, 2008

denim heaven



もう随分長い間、古着のデニムを買うならここ、voiceに決めています。
代官山、原宿ともに大好きなお店。
いつも整然としてとてもきれいなので見やすいのと、スタッフのひとの感じの良さに惹かれます。
散歩がてらぶらっと歩いていて、ついまた買ってしまいました。

福岡の大名にも、名前をなくしてしまったのですが、大好きな古着屋さんがありました。
出張で泊まるホテルの近くにあって、着くといの一番に直行。
セレクトされたフェミニンなラインナップで、持っているアクセサリーの多くはそのお店のものです。
東京に出店する、という話も聞いたけれど、どうなったのかな。。。

February 13, 2008

breakthrough




フォトグラファー ryan mcginley が the new york times の特集の為にオスカー候補(かな?)の俳優を撮影したそうです。
(このシリーズ、過去はinesz van lamsweerde and vinoodh matadin も手がけていたようで、ウェブでチェックできます、こちらも素敵でした。)

この中に、と〜〜〜〜〜っても気に入っている james mcavoyがラインナップされてます☆
彼のことは何年か前に観た「ウィンブルドン wimbledon」にてチェックしてたのですが、知らない間に大ブレイクしていて、「つぐない atonement」はオスカーにノミネートされているし、keila nightlayと一緒にWの表紙も飾っています。もうすぐ公開される「ペネロピ penelope」もロマンチックなファンタジーで面白そう。
スコットランド&アイルランド系に熱いこのごろです。

February 12, 2008

m.i.a.




marc jacobsのショー&アフターパーティでのm.i.a.。
強くてしなやかな女性、というイメージですごく好きです。
ヘアスタイルも素敵。
marc jacobs、ランウェイがsonic youthのライブだったんですね、cool!


February 08, 2008

adorable






何はなくても、the sartorialist blogspot comのチェックは日課。
ファッション・ウィークもニューヨークからスタート、
ロンドン、ミラノ、パリと一ヶ月、何気ないおしゃれな着こなしにワクワクです。



February 07, 2008

cheap and cheerful




the kills、今週末来日するんですね☆
新しいアルバム、3枚目、は来月リリース。
スタイリッシュでエッジーなイメージをキープどころかどんどん冴えていくところがすごい。。。
新曲のvideoもクールでした。

February 05, 2008

the virgins




self service, lulaと並んでお気に入りのファッション誌、jalouse 。
今月号の表紙はどこよりも先に、the virgins
ファッション以外にもここのアンテナは鋭くて早い!!
インタビューはolympia le-tan, スタイリングは jennifer eymere。
最強と言えば最強の布陣なのです、このふたり。


February 04, 2008

american sportswear






かわいい、このルック!!!
patrick robinson、少し前に2シーズンだけ、perry ellisにて狂ったようにかわいいコレクションを展開していたデザイナーが手がけたラインはこんなにおしゃれになっています。
style.comでレポートされてるのですが、写真で見るどのルックもコーディネイトがすごく好みなんです。
シューズはpierre hardy for gap
(この3枚ではパンツに隠れて見えませんが。。。)
日本でもきっと展開されますよね、楽しみ!