February 29, 2008

bringing up baby



少し前、テレビでかなりいまどきな感じ(ヘアスタイル、細おおおい身体と派手なスタイリング、そしてカラフルなカメオ細工のようなあのネイル!)の若いモデル?が、日本の普通の家の中でカンガルー!を飼う!!、という番組を観たんですが、真剣にカンガルーと向き合い振り回されるこの女性がかわいくて笑ってしまいました。

こういうスラップスティックコメディは昔から好き。
そのカンガルーと女の子を見て、「赤ちゃん教育 bringing up baby」を思い出し、久々にdvdで観たのですが、ふふふ、やっぱり傑作でした!
監督は映画の王様、ハワード・ホークス(「アビエイター」でディカプリオが彼の役を演じていました)。キャサリン・ヘプパーン、ケーリー・グラントのゴールデン・コンビ主演による1939年の作品で、真面目な考古学者がお金持ちで身勝手なお嬢様とそのペットの豹(baby)に振り回される、というストーリー。とにかく人が良くて相手の思うままに理不尽に振り回される考古学者のあまりの振り回されぶりが、本当に、おかしいのです。

同じくこの二人が上流階級の意地っ張りな夫婦役を演じる「フィラデルフィア物語 」、新聞記者のドタバタコメディ「ヒズ・ガール・フライディ」も大好きな映画です。
トリュフォー監督の「日曜日が待ち遠しい!」でのファニー・アルダンの役はキャサリン・ヘプバーンへのオマージュと何かで読んだのですが、これも楽しくて何度でも観たくなる作品です