November 24, 2008

family affair


women&children


作家性の強い作品を撮ることで注目されるディレクターのひとり、noa baumback。
「イカとクジラ」がいまひとつだったのでどうかなと思いながら観た「マーゴット・アット・ザ・ウェディング」。
前作に続き、おそらく彼の重要なモチーフのひとつであろうティーンネイジャーの息子とその家族についてのストーリーでしたが、う〜ん、私はやっぱりだめでした。とにかく登場人物の誰ひとりとして共感出来ず感情移入できないので、起伏が少ない手強いストーリーを乗り越えられなくて。
前作同様、息子役の男の子がかわいかったし、他のキャストも地味ながらすごく良いだけに残念。
キャストのひとり、ジェニファー・ジェイソン・リー(自身も俳優並みにグッドルッキンな監督の奥さま)が最近続けてマーク・ジェイコブスとバレンシアガのキャンペーンに選ばれたのはこの映画が関係しているのかな〜と思ったのですが、作品全体にベールがかかったような映像はとてもきれいで素敵でした。

次作では再びwes andersonと組み、ビル・マーレイ、ジェイソン・シュワルツマン、ケイト・ブランシェットなどが共演する映画を撮影中らしいので、そちらに期待です。