September 15, 2008

César et Rosalie




ずいぶん長い間観る機会を逃していたロミー・シュナイダーの「夕なぎ」、1972年作。
パリとどこか海辺の街を舞台に、たぶん元々画家だった女性と、年上で生活力はあるけれど芸術には全く無縁の男性、年下で漫画家として成功している男性のラブ・トライアングル・ストーリーなのですが、お互いの距離の取り方に共感できました。
次第に仲良くなってしまう男性ふたりのやりとりも面白いし、全編イブ・サンローランのロミー・シュナイダーのエレガントな演技にもうっとり。
ココ・シャネルに愛された彼女の身のこなしを堪能できます。