January 24, 2008

yves saint laurent menswear AW2009






気がつくとメンズ・ファッションウィークも終わり、熱心に見ている方ではないけれど、毎回素敵なスタイリングとか素敵なモデルのチェックなどはそれなりに。

基本的にスーパーコンサバティブなので、メンズでのファンタジックな造形や着こなしやカラーリングは滑稽に思えます。
伝統的に引き継がれてきたスタイル(パンクやニューウェーブ、グランジももはや伝統)に、デザイナーのエッセンスやルックスや時代感を加えた現実的なコレクションが好き。
なので、ロンドンのヒップなスタイルを攻撃的に取り入れていたhedi slimaneはとても好みのデザイナーでした。
(今のdior hommeのデザイナーはいまひとつかな。。。)

今回のショーをぱらぱら見ていて、かなり良かったです、yves saint laurant。
jean paul belmondoやsteve mcqueenを思わせる、ラグジュアリーでエレガントなモッズスタイル。
ゆったりとしたスラックスと、短い丈の細身のパンツでそれぞれ作るスタイリングや色使いも素敵!
そして今回はランウェイでのショーではなく、映像でのプレゼンテーションを行ったらしく、ロンドンのcolonel blimp(me companyみたいなもの?)というクリエイターチームが映像を担当、映画「プライドと偏見」で気の弱い貴族の役を演じていたsimon woodがモデルとして出演しています。
音楽はmichael gaubelt。portishead、david bowieの曲をフィーチャーしていて新鮮です。

今日はこれから、「control」の試写(実は2回目)に行ってきます。
上記のsimon woodしかり、この「control」にマネージャー役で出演しているtony kebbelは今シーズンのpaul smithの広告のモデル、主役のsam rileyもモデルばりのルックス、burberyもよくブリティッシュの俳優を使っているし、clive owenも欧米系の化粧品会社のキャンペーン・モデルで、映画俳優、特にブリティッシュ系からは目が離せません。