August 09, 2008

fire works




今年は神宮花火大会も「キッチンの窓から見えてるよ」というオフィスでのインフォメーションだけで終わり、横浜も隅田川も行き帰りの浴衣姿の人々を見るだけで終わってしまいましたが、遂に見ました、すごい花火を、オンタイムの深夜、テレビで中継されていた北京オリンピックの開会式で。
ヘルツォーク&ド・ムーロンによる素晴らしく優美なシェイプのスタジアムを囲んで、これでもかとばかりに打ち上げられた花火はなんと12万発だったとか。
勿論その眺めは美しかったのですが、それよりも地の底から湧き出るようなものすごいパワーに圧倒される花火で、その演出が映画監督のチャン・イーモウだったと知って納得。いかにも彼の映画の一場面のような、彼自身の美学への強い執念のようなものを感じた数分間でした。