May 10, 2008

nothing to lose



ある意味フランス人差別なコメディ映画、「ピンク・パンサー」(2006)。
オリジナルは勿論ピーター・セラーズ=”クルーゾー警部”が大活躍する「ピンク・パンサー」(1963)。
彼の伝記映画を見たところでは、多くの伝説的喜劇俳優と同じく複雑なバックグラウンドを持ったひとだったようです。

その彼が1968年にクロディーヌ・ロンジェと共に主演した「the party」。
以前仕事していた会社のフランス人スタッフに「いろんなファッション・デザイナーや編集者がインスパイアされてる映画だから観た方がいい」と勧められ、ツタヤで見つけて借りた覚えがあります。
インドでは大成功したもののハリウッドではぱっとしないインド人俳優(セラーズ)が、招待されてもいない映画関係者パーティに乗り込み大騒動を巻き起こす、という内容で、確かに邸宅のインテリアやカクテルドレスが素敵でした。

40年前のこの作品が、今週、LA で行われたステラ・マッカートニーのパーティでスクリーニングされたというニュースを読んで、そんな事を思い出しました。春夏のコレクションの雰囲気が、劇中の素敵な庭園のイメージなのかな?
ちなみに「ボラット」の主演俳優で近々リメイクの噂もあるそうです。でもこの俳優かなりきわどいからな〜、どうなるのでしょう。