May 12, 2008

avenue montaigne



パリはどこに行くにもだいたい歩けるのでついふらふらしてしまうのですが、ある時「そういえばコンコルド広場より西を歩いたことがない」ことに気づき、バスティーユの友人宅からパレ・ド・トーキョーまで歩いてみたことがあります。
メトロの駅の数にして10駅、思えば非常に無謀な距離で、最後の山場、アヴェニュー・モンテーニュについては歩き疲れのため何も覚えていません。
先日ユーロスペースで上映中の「モンテーニュ通りのカフェ」を観て、かのオランピア劇場がこのアヴェニューにある事を知りました。
先日観たセドリック・クラピッシュ監督「paris」同様、パリに住む人々を主人公にした群像劇で、「paris」では市場の八百屋役だった人が、この「モンテーニュ...」では世界的に著名なピアニスト役だったことでどうも最後までしっくりこなかったりもしました、が、私はこちらの方が好きかな。観る人がみんなほのぼのできる、意地悪な人は一切出てこない、ハート・ウォーミングなロマンチック・ムービーでした。
ちなみに物語の舞台になっているカフェ、cafe des theatre、は実際にオランピア劇場のお向かいにあるそうです。